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臨床検査技師100人カイギ紹介ムービー
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【登壇者インタビュー#00】やってみたいことはやってみる。やり始めたら続けてみる/松熊美千代

MICHIYO MATSUKUMA
三井記念病院・松熊 美千代

Michiyo Matsukuma
松熊美千代/1964年生まれ。住まいは埼玉県。1986年臨床検査技師免許取得。
埼玉県立衛生短期大学卒。
臨床検査技師免許取得後、三井記念病院に入職し、検体検査に従事。仕事を続けながら、慶應義塾大学法学部通信教育課程を卒業。その後、週末介護生活と資格取得の両立を実践する。現在は介護生活が終わり新たなチャレンジを模索中。埼玉県立大学で非常勤講師も務める。趣味は歌舞伎観劇で、毎月歌舞伎座に通う。

このページの内容

自己紹介

東京生まれ、埼玉育ち。県内の県立高校を卒業後、埼玉県立衛生短期大学を卒業しました。卒業後、現在勤務している三井記念病院に入職しています。その後、通信教育課程で慶應大学の法学部を卒業し、現在は千葉科学大学大学院にも在学しています。

趣味と生きがいは、自他ともに認める歌舞伎観劇です。現在継続していることは、資格試験チャレンジとセミナー受講になります。技師関係の資格は、プロフィールにもありますが、今までいろいろチャレンジしてきました。また、それ以外の資格についても、診療情報管理士から秘書検定まで、興味のあることを色々と挑戦してきました。

歌舞伎

まずは歌舞伎なのですが、いま贔屓にしてる役者さんは2人います。

坂東玉三郎さんと市川猿之助さんです。坂東玉三郎さんは、北海道から熊本まで日帰りで追っかけをしています。市川猿之助さんは、猿之助を襲名する前の亀治郎の時代に、海老蔵さんとのパリ公演にも追っかけていったこともあります。みなさんはたぶん、歌舞伎をやる劇場をあまり見たことがないかと思うので、劇場の中を写真で撮ってきたものスライドに貼り付けてみました。現在、歌舞伎は、感染対策をしながら上演されております。今年になって歌舞伎座で、通路を隔てて、あの大曲先生と隣で歌舞伎を見たこともあります。

お正月の歌舞伎座はとても華やかなのですが、季節を感じることができるのも歌舞伎観劇の魅力だと感じています。

学業

高校や養成校のときは、興味のあることや、とにかくやってみたいと思ったことを、友人と一緒に先生方にお願いして取り組んできました。とても先生方は寛容で、わがままをかなり聞いていただいたように覚えています。

大学は通信で法学部を卒業しましたが、これは個人的にも苦しい時代だったように気がしています。1人で勉強して1人でレポートを書いて1人で科目試験を受けるという形でした。ただ、その過程はとても大切な時間だったように思っています。特に大切だと思ったのは、スクーリングの授業や卒業論文の指導で、スクーリングや卒業論文のときは、他の方の質問や先生のご説明を聞きます。

きっと、こういうことを体験することが良いことなのだと感じています。私は、こういう時間を大切にしたいと思いました。

資格試験

資格試験は、これから仕事をするうえで有用なもの、経験した仕事の知識の復習になるものなど、興味を持ったことを学ぶツールとして利用しています。

まず最初に技師関係の資格で取得したのは認定血液検査技師なのですが、これは2013年の1月に取得しました。それを皮切りに、現在までに幾つもの技師の仕事に関連した資格を取得しています。その他の資格については、色々と興味のある物を受けてきました。

その中の1つで、ビジネス実務法務検定という資格を受けた時の話ですが、隣が若い男性で、ふと見ると生年月日が私と一緒でした。「あっ、一緒だ!」と親近感をもった瞬間、実は私の方が30歳上だったことに気づき、とてもビックリしたことを覚えています。

また、医療経営士2級というのを取得しているのですが、医療経営士は技師会の研修会で話題があり、名刺交換させていただいた方が医療経営士をお持ちだったことがキッカケで、気になって調べてみました。医療のことを知るためにとっても良い資格だと感じ取得しています。医療経営士3級を合格した後には、月刊医療経営士という専門誌より連絡があり、「女性の医療経営士を紹介するコーナーがあるので、取材を受けてもらえませんか」という依頼もありました。その時の取材では、病院の中庭で写真撮影し、とても寒い季節で凍えるような感じの顔をしていたはずなのですが、撮影スタッフの方に上手に撮っていただき、その時の写真は最近よく使わせていただいています。

認知症

認知症との関わりについてですが、時期は異なりますが両親が認知症になり、週末の介護を経験しました。そのため介護保険制度を学んで、住宅の改修など必要な知識を知っておいた方が良いかと思い、福祉住環境コーディネーターという資格も勉強しました。

また、働き続けるためには、同僚やスタッフの助けが必要なのですが、職場のみなさんは大変良く理解してくださり、この人たちに恩返しをすることができないだろうかと考えました。その関係で、メンタルヘルスマネジメント検定も取得しています。そんなことをしているうちに、日臨技で認定認知症領域検査技師という資格ができ、これはもう取るしかないと思い、2回目の試験で取得しました。

将来、認知症との関わりはずっと続くと考えた時に、地域で活動するために、何か資格を取っておいた方がいいのではないか、きっかけになるものを取っておいた方がよいのではないかと思い、キャラバン・メイトと臨床美術士を取得しました。で、現在は、認知症に興味のある臨床検査技師の集いというグループのメンバーとして活動しております。BANDというアプリを使っており、スマートフォン、タブレット、PCなど全てのデバイスが利用できるので、もしご興味がある方は、ご連絡いただければと思います。

最後に

やってみたいことをやってみる。やり始めたら続けてみる。
実践したら、ゆるやかでかつここちよいつながりのなかに自分がいることが実感できました。

キャリア分析:松熊美千代さんの場合

人ととなり診断

IBM Personality Insightsでは、下記のように分析されました。

結果
情に厚いタイプであり、自信のあるタイプであり、また活発なタイプです.

哲学的なタイプです: 新しいアイディアに興味をそそられ、進んで受け入れ、探求することを好みます. やる気があるタイプです: 自分自身に高い目標を持ち、それを達成するために熱心に取り組みます. また、冒険的なタイプです: 新しい経験をすることを熱望しています.

現代性を意識して意思決定するタイプです.

生活を楽しむことと伝統の両方にあまりこだわりません. 単なる個人の楽しみよりも大きな目標を伴う行動を優先します. また人が通った道よりもわが道を行くことを大切にします.

(本分析は、IBM Personality Insightsを用いて、言語学的分析とパーソナリティ理論を応用し、テキストデータ(臨床検査技師100人カイギ登壇時のプレゼンテーション)からその筆者の特徴を推測しています。)

キャリアデザイン

ジャンル:就業、資格取得教育・海外留学受賞公職・委員歴起業その他活動

STEP
臨床検査技師を職業として選ぶ/18歳
STEP
埼玉県立衛生短期大学(現埼玉県立大学健康開発学科)/19-21歳
  • 就業:アルバイト(家庭教師,そろばん塾,お弁当屋など)
STEP
社会福祉法人三井記念病院/22歳-現在
  • 就業:検体検査に従事。生化学、緊急、一般、採血、血液、凝固など
  • 資格取得:秘書検定2級
STEP
慶應義塾大学法学部(通信教育課程)/30代後半

資格取得:法学検定3級

STEP
放送大学大学院/40代前半

資格取得:個人情報保護士

STEP
週末介護に従事/40代前半-50代
  • 資格取得:知的財産検定2級、認定血液検査技師、救急検査認定技師、検体採取技能取得講習修了、認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師、認定管理技師、ビジネスマネージャー検定、ビジネス実務法務検定3級、ビジネス会計検定3級、認定認知症領域検査技師、福祉住環境コーディネーター検定2級、メンタルヘルスマネジメント検定2級、ユニバーサルマナー検定2級、品質管理検定3級、臨床美術士5級、東京糖尿病療養指導士、キャラバン・メイト、医療経営士3級、医療メディエーターB、認定骨髄検査技師、診療情報管理士、医療技術部門管理資格、スマート介護士
  • 公職・委員歴:認定認知症領域検査技師制度指定講習会WG、認定認知症領域検査技師制度資格更新・研修会WG、日本検査血液学会評議員
STEP
千葉科学大学大学院/55歳-現在
  • 資格取得:医療経営士2級、医療安全管理者
  • 公職・委員歴:東京都臨床検査技師会血液研究班幹事
  • 教育:千葉科学大学大学院(55歳-現在)
STEP
埼玉県立大学・非常勤講師/53歳-現在
STEP
臨床検査技師100人カイギ・運営メンバー、現在に至る

医療技術部門管理資格認定の取得メンバーと立ち上げる。

略歴

<所属>
三井記念病院

<技師関係の資格>
認定血液検査技師、認定骨髄検査技師、臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師、医療技術部門管理資格、認定認知症領域検査技師、認定救急検査技師 など

<その他の資格>
診療情報管理士、医療経営士2級、医療メディエーターB、キャラバン・メイト(さいたま市)、臨床美術士5級 など

<プロフィール>
臨床検査技師免許取得後、三井記念病院に入職し、検体検査に従事。以前から興味があった法律を学ぼうと、仕事を続けながら法学部(通信教育課程)を卒業。その後週末介護生活と資格取得の両立を目指す? 現在は介護生活が終わり新たなチャレンジを模索中。

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この記事を書いた人

KENSA.wikiの管理者 兼 臨床検査技師100人カイギの発起人。臨床検査技師免許取得後、製薬関連企業に就職。その後、海外留学、大学院進学、コンサルティングファーム、大手医療法人の経営戦略・政策責任者を経て、医療経営と医療政策を軸にしたシンクタンクを起業、現在に至る。日本臨床衛生検査技師会の認定資格制度「医療技術部門管理資格」の企画・運営に従事し、大学では非常勤講師として医療リスクマネジメントを教える。専門は医療経営、医療政策、医療ITなど
https://twitter.com/kambetsubasa

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