ゲームの概要
<更新>
・2023/12/24作成
- ゲームタイトル:臨床検査技師キャリアはわくわくが一杯(通称:りんわくボード)
- ゲームの種類:キャリア戦略ゲーム
- プレイヤー人数:2~4人
- 対象者:臨床検査技師に興味のある方
- 平均所要時間:30分~120分
- 用具のリスト:メインボード、個人ボード、カード(136種)、ストーン(3種)、年数ピン
- ゲームの目的:臨床検査技師としてキャリア形成をする中で、健康ストーン、お金ストーン、信頼・繋がりストーンを集めて、自身のウェルビーイング(幸福度)の向上を目指す。
- ゲームの準備:メインボードに山札および各種ストーンを配置し、経験年数の「1」に年数ピンを設置する。個人ボードを各プレイヤーへ配布し、健康ストーンをMAXまで設置する。
- ゲームの進行:1年経過する度にプレイヤーは順番に山札より1枚カードを引き手札に加える。また、手札の中から自由に自身の個人ボードへ配置し、キャリア形成を行っていく。尚、1年目のみカードは5枚引き、次年度からは1枚ずつ引く。
- ゲームの終了条件:あらかじめ決めておいた経験年数が経った時、終了とする。
- 勝者の決め方:健康ストーン、お金ストーン、信頼・繋がりストーンをそれぞれ一番集めたプレイヤーを各領域の勝者とする。加えて、ウェルビーイング換算表を用いて、ウェルビーイング(幸福度)が最も高かったプレイヤーを総合勝者とする。
ゲームの準備(遊び方①)
- 「メインボード」を全プレイヤーの真ん中に配置する。
- 「個人ボード」を各プレイヤーに配布し、自身の前に配置する。
- メインボードに「カード」を配置して山札を2つ作る。
(山札が倒れそうな場合は4つに分けても良い) - 3種類の「ストーン」を配置する。
- メインボード真ん中の経験年数の「1」に「年数ピン」を設置する。
- 終了年数(終了ターン)を決め、「終了予定の年数」にもう1つの「年数ピン」を設置する。
- 「健康ストーン」を自身の個人ボードに10個設置する。
※easyモードで実施する場合は、あらたかじめ「体質カード(2種)」を各プレイヤーに配布する。
ゲームの進行(遊び方②)
ゲームの目的:臨床検査技師としてキャリア形成をする中で、健康ストーン、お金ストーン、信頼・繋がりストーンを集めよう!そして、自身のウェルビーイング(幸福度)の向上を目指そう!
- じゃんけんなどで親を決めて、親からスタートする。
- 右回りで順番に、山札より「5枚ずつカード」を引き手札にする。
- 手札より個人ボードへ「★カード配置」を行い、キャリア形成を行う。
※カードを配置する際は、できるだけカード名を読み上げてながら配置する。また、不明点など、参加プレイヤー同士で相談しながら行うことを推奨する。 - 配置したカードの効果に応じて、ストーンをメインボードから取得または返還する。
- プレイヤー全員が配置完了したら1年目終了。2年目に入る。
<★カード配置のポイントは下記参照★>
- 年数ピンを次の年に移動する。(2→3→4・・・と毎年移動させる)
- 職業カードなど、毎年ストーンが付与される場合は、ストーンを取得する。
- 順番に、山札より「1枚のカード」を引き手札にする。
- 手札より個人ボードへ自由に配置し、キャリア形成を行う。
※尚、カードによっては、「配置条件」があるため注意する。 - 配置したカードの効果に応じて、ストーンをメインボードから取得または返還する。
- プレイヤー全員が配置完了したら、次の年に入る。
※以降、終了予定の年数まで、これを繰り返す。
是非、下記ルールも追加して遊んでみてください。
1年終了毎に、全プレイヤーそれぞれが手札の内の不要カード1枚について情報共有する(不要カードがない場合は「ないこと」を共有する)。その際に、もし他のプレイヤーの不要カードに自身がほしいカードがあった場合は、信頼ストーン1個を相手にわたし、そのカードをもらい受けることができる。
5年終了毎に同窓会を開催して、自身の現在の職業をプレイヤー間で共有し、健康・お金・信頼の各ストーンにおいて一番多かった人を表彰する。表彰された人は、山札より新たに3枚を引くことができる。
ゲームの終了と勝利条件(遊び方③)
ゲームの終了
あらかじめ決めておいた「経験年数」が経った時、終了とする。
勝利条件
経験年数が経ち、終了したタイミングにて、ストーンの数に応じて勝者が決まる。
尚、独自の勝利条件を創作して、ゲームを行うのも楽しいです。是非、お試しください。
健康的な活き活きキャリア1位
健康ストーンを一番集めたプレイヤーが「健康的な活き活きキャリア」の称号を得ることができます。
お金たんまりキャリア1位
お金ストーンを一番集めたプレイヤーが「お金たんまりキャリア」の称号を得ることができます。
信頼と仲間充実キャリア1位
信頼ストーンを一番集めたプレイヤーが「信頼と仲間充実キャリア」の称号を得ることができます。
ウェルビーイングなキャリア(総合勝者)
すべてのストーンの総計が最も多かったプレイヤーが「ウェルビーイングなキャリア(総合勝者)」の称号を得ることができます。
※注:健康ストーン、信頼ストーンは10個以上計上できますが、お金ストーンは最大10個までしか計上できません。
ゲーム終了後は振り返りの時間をつくる
このボードゲームは、キャリアデザイン研修での利用を想定し開発したため、ゲーム実施後に各グループ・プレイヤー毎のキャリアを振り返る時間を設けることを推奨しています。
<振り返りの例>
例1)「ウェルビーイングなキャリア」の称号を得たプレイヤーが、どのようなキャリアを形成したのかを全体で共有する。
例2)深堀したいプレイヤーのキャリアについて、職業はどのような職業だったか、役職は何か、副業・兼業はしていたか、技師会には入っていたか、学校や学術活動はしていたか、専門性は何か、などを共有し、教員やファシリテーター(社会人技師)より説明を行う。
例3)各カードについて、プレイヤー自身がインターネットなどで詳細を調べる。
例4)気になった職業や専門性について、臨床検査技師100人カイギの動画を視聴してキャリアについて学ぶ。
ゲーム用具のリスト(後片付け)
メインボード×1枚
個人ボード×4枚
カード×200枚
全136種類
ストーン(3種)×60個
※尚、お金ストーンのみ、裏面が異なったデザインとなっており、「借金」をした場合に裏面を用います。
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