茂籠 邦彦さん(住まい:滋賀県)
所属:彦根市立病院 経営戦略室
<プロフィール>
出身は京都府丹後(近くに日本三景「天の橋立」あり)。港町神戸に憧れ、神戸大学医学部附属臨床検査技師学校(現、医学部保健学科)に進学。3回生の春、亜急性劇症肝炎を患い3か月入院、退院後は皆が国家試験猛勉強中の中、単位取得のため夜遅くまで課題実習をしていました(人生初の挫折感)。何とか滋賀医科大学医学部付属病院に入職し、生化学(少しだけ)と細菌検査に32年間従事後、2011年に彦根市立病院検査科技師長として着任。2017年からは経営戦略室にて医療情報システム構築と経営分析などを担当しています。検査科から見える病院と経営戦略室から見える病院は別物です。現在は医療情報システムを、脳は電子カルテ、各臓器は部門システム、血管は有線無線LANネットワーク、神経は検知システムと人間に例えて、10年先まで利便性の高いシステムを構築中です。疲れた時は職場の古くなったパソコンを改造して活性化させたり、長浜バイオ大学の微生物・寄生虫実習のお手伝いで培地とオートクレーブの匂いを嗅いでリフレッシュしています。土日はテニス、スキーです。家庭でも未だに自由にさせてもらっていますが、かわいい娘の保護監視官つきです。
〇技師関係の資格
臨床工学技士、認定臨床微生物検査技師、感染制御認定微生物検査技師、二級臨床検査士(微生物学、臨床化学)
〇その他の資格
SAJスキーインストラクター(趣味)
〇公職・委員歴等
臨床微生物学会評議員、京滋耐性菌研究会サーベイランス研究会世話人、細菌検査改革会議事務局、委員歴:日臨技微生物研究班全国委員、近臨技微生物研究班班長、厚生省研究事業「薬剤耐性菌に関する研究」協力委員、JICA(国際協力機構)「仏語圏アフリカ臨床検査技術コース」委員
〇参加者への一言メッセージ
技術(知識)を高めるにはその分野のオタクになるのが一番、職場ではコミュニケーション能力とチームワーク力が最低限求められます。
臨床検査技師100人カイギ 登壇回:第17回
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