太田 麻衣子さん(住まい:千葉県)
所属:医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 臨床検査部
<プロフィール>
長野県長野市出身。物心ついた時には遊ぶのが大好き、勉強嫌い。高校2年の進路相談で何も思い浮かばず無難に「医療系」と書いたのがすべての始まり。信州大学医療技術短期大学から群馬大学医学部保健学科に編入して臨床検査技師と細胞検査士を取得。群馬で2年勤務した後、横浜へ転職するが、ある日突然、臨床検査技師を辞めて新しい人生を歩こうと思い立つ……が…しかし…、某TV番組で亀田総合病院を見て感動し、臨床検査技師を辞めると思い立った3か月後には亀田総合病院へ転職していた。亀田総合病院では救命救急センター常駐の臨床検査技師として新たな技師人生をスタート。その中で、災害医療に興味を持ち、災害派遣医療チーム(DMAT)、国際緊急援助隊(JDR)医療チームに登録。臨床検査室技師としてだけではなく災害医療に貢献できる「ロジスティシャン」を目指し、気づけば遊びも忘れて休日のほとんどを研修や訓練に費やしていた。国内災害派遣や国際災害派遣などを経験し、令和元年豪雨災害では、自施設の災害対策本部要員として活動。現在は地域の災害対応の強化に携わりたいと思い、臨床検査技師として勤務する傍ら、災害対策調整室を兼任し、病院災害マニュアルの改訂や病院災害訓練の計画、市町村との合同災害訓練の計画などに関わっている。
〇技師関係の資格
臨床検査技師、二級臨床検査士(病理)、細胞検査士、国際細胞検査士、救急認定技師、POCコーディネーター
〇その他の資格
JPTEC(外傷病院前救護)、日本DMAT隊員、JDR医療チーム隊員、MCLS(多数傷病者対応標準化トレーニング)、PhDLS(災害薬事研修)、BHELP(地域保健・福祉の災害対応標準化トレーニング)
〇公職・委員歴等
日本医療検査科学会POC技術委員会委員、日本臨床衛生検査技師会災害対策ワーキンググループ委員、JDRメディカルサプライ班班員
〇参加者への一言メッセージ
正直、20代後半までは何も考えていなかった自分ですが、小さなきっかけから入り込んだ世界から、出会った方々が与えてくれたひとつひとつのきっかけが、1歩2歩3歩と、ここまで連れてきてくれました。道はひとつだけじゃない。いろんなことをやってみて、どっぷり浸かれる世界を見つけてほしいと思います。
臨床検査技師100人カイギ 登壇回:第5回
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