
石本 倫子さん(住まい:高知県)
所属:高知医療センター
<プロフィール>
1982年高知市生まれ。よさこい踊りと自然がいっぱいの高知が大好き。母が地元の病院で臨床検査技師をしており、子供のころの夏休みは病院の職員休憩室で検査技師の方々を横目に過ごす。この経験から、医療従事者に興味を持ち地元の医療系短期大学へ進学、臨床検査技師になる。
卒業後は、技師1名の個人病院へ就職し右往左往。翌年、検査会社へ就職し高知市内のブランチラボを経て高知医療センターのブランチラボへ。そこで救命救急科のカンファレンスに毎朝参加し、自分たちの出したデータが大きなスクリーンへ投影され数十人の他職種に見られる状況、検査結果によって当日の追加検査や処置が決まっていく様子を目の当たりにする。叱咤激励が飛び交い緊張感漂う時間で医療従事者としての考え方を多く学ぶ。そうこうしているうちに6年後、ラボが別会社へ替わることになり、県外へ異動。
やっぱり高知医療センターで働きたい!!との想いが強く、正職員になって翌年帰郷。現在は輸血管理と採血業務を担当。昨年、人生で初めて役職が付き、リーダーシップや働きやすい職場環境について考えを巡らせる日々。
〇技師関係の資格
認定輸血検査技師、認定HLA検査技術者、認定心電検査技師、JHRS認定心電図専門士、二級臨床検査士(免疫血清学)、緊急検査士
〇その他の資格
中級バイオ技術者
〇公職・委員歴等
高知県臨床検査技師会理事(2014-2021年度)、日本組織適合性学会 精度管理委員会委員
〇参加者への一言メッセージ
これから医療機関での就職を考えられている方へ
多職種と関わることで色んな意見や考えに触れることができます。同じ医師でも診療科によって個性があったり、看護師も一般病棟と救急外来では動きが違ったり。お互いの考えや働き方を知ることでトラブルの早期解決に繋がることも多々あります。臨床へ少し近づき患者さんの背景に寄り添って検査に携わる参考になれば幸いです。
臨床検査技師100人カイギ 登壇回:第17回

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