「臨床検査技師100人カイギ」第7回を開催します!
今回のスピーカー
安藤 恭代さん(住まい:埼玉県)
所属:元 埼玉石心会病院
<プロフィール>
愛知県出身。高校の時に「女性が生涯働くには資格が必要」という先生の言葉で臨床検査技師になる。高尚な動機や目的意識もなく専門学校生活を終え、その後、小規模の病院に勤務、転職を経て「心臓を学びたい」という思いで埼玉石心会病院にて21年間勤務しました。
2000年に埼玉石心会病院に入職後は、検体検査室を自主運営に転換、心臓リハビリテーションの院内導入、チーム医療の立ち上げなど、仕事を通して様々な経験を通して成長。
その改革経験や人材育成の失敗から「経営学」を学ぼうと思い、経営学修士(MBA)とキャリアコンサルタント資格を取得、外部での学びを活かした人材育成(セミナーやグループワーク)を行っていましたが、志半ばで2022年4月に退職。退職時は臨床検査技師を辞めようと思ったものの、非常勤講師として学生と向き合ったことで改めて自分のキャリアについて改めて考え、これまでの経験を将来の医療人に活かせないかと模索中です。
〇技師関係の資格
二級臨床検査士(循環器)、緊急検査士、医療安全管理者、心臓リハビリテーション指導士(2007年9月〜2017年8月)、超音波検査士・循環器領域(2003年4月〜2013年3月)
〇その他の資格
キャリアコンサルタント(登録番号:18057539)
〇参加者への一言メッセージ
小規模病院からスタートした検査技師としてのキャリア、仕事を通して何が必要かを考えて行動してきました。規模の大小で検査部門のあり方は異なると思いますが、既存の業務への+αや意味づけを変えることで、将来への道が開けると思います。検査技師としてのキャリア・仕事を通した経験、生き方そのものを考えるきっかけになればと思います。
大崎 博之さん(住まい:兵庫県)
所属:神戸大学大学院保健学研究科・准教授
<プロフィール>
1969年に高知市に生まれ,怠惰な中学・高校生活を送る.看護師の母親から「臨床検査技師」という仕事があること教えてもらい,近所にあった3年制の短期大学に進学し,臨床検査技師となる。1991年に愛媛県の公的病院に就職し3年間勤務した後に,香川県の系列病院に転勤し12年間勤務する。同病院を退職後,香川県立保健医療大学の教員となり,香川大学大学院で医学博士の学位を取得する。2016年より神戸大学大学院保健学研究科の准教授となる。
〇技師関係の資格
臨床検査技師,細胞検査士,国際細胞検査士,二級臨床病理技術士(病理学)
〇その他の資格
柔道整復師
〇公職・委員歴等
日本臨床細胞学会評議員,泌尿器細胞診カンファレンス理事,兵庫県臨床検査技師会理事,日本臨床検査学教育学会評議員,日本臨床検査学教育協議会国際協力委員会委員,日本臨床検査学教育協議会近畿中国四国部会会長,ラオス保健医療・医学協力協会理事,The International Academy of Cytology Cytotechnologist Fellow
〇参加者への一言メッセージ
私は,病院勤務のほとんどを過疎地の中小規模病院で過ごしました。そこでは最新の機器や技術,指導者とは無縁で,さらに病理検査以外にも様々な業務を行う必要がありました。しかし,だからこそニッチなオリジナルの研究テーマを見いだせたと思っています。今回の講演が,地方の中小規模病院に勤務する若手技師や学生の皆さんの何かのきっかけになれば幸いです。
髙橋 貴行さん(住まい:東京都)
所属:医療法人社団永生会 永生病院
<プロフィール>
臨床検査技師100人カイギの運営メンバー。大阪府枚方市出身。熊本保険科学大学(旧:銀杏短期大学)を卒業後、宮崎県の潤和会記念病院に就職。脳神経センター所属の検査技師として、神経生理検査・睡眠検査に明け暮れる日々を過ごす。病院内の担当勤務のローテーションが開始されたのを機に検体検査中心の勤務へ変わり、救急医療に携わる様になる。結婚を機に東京へ転居し現在の職場へ転職。以前から気になっていた災害医療に更にどっぷり浸かる様になる。モットーは「あんしん あったか 明るく元気」。元々スポーツ観戦が好きで、最近はプロスポーツチームの運営補助などのスポーツボランティアにハマっている。休日になれば様々なイベントに出没し、ボランティア活動を楽しんでいる。関西人の血が流れているせいか、さまざまな方と交流しお話しすることが大好き。
〇技師関係の資格
認定救急検査技師、認定POCコーディネーター、AMAT隊員、BHELPインストラクター、災害医療コーディネーションサポートチームメンバー、JTAS認定プロバイダー、CPAP療法士
〇その他の資格
スポーツボランティア研修修了者、熱中症対策アドバイザー、温泉ソムリエ
〇参加者への一言メッセージ
全然名の知れていない、いわいるフツーの検査技師です。そのフツーの検査技師が災害医療にハマったきっかけを簡単にお話し出来ればと思います。皆さんが「輝くきっかけ」は案外身近にあるのかも知れませんよ?♪その一歩を踏み出すきっかけにこの100人カイギがなれれば嬉しいです♪
中川 泰久さん(住まい:三重県)
所属:岐阜医療科学大学 保健科学部 臨床検査学科 講師
<プロフィール>
高校の時,交通事故で膝を怪我して半年間入院しながら学校に通う。その時仲良くなったルームメイトと夜な夜な病院内を徘徊探索したのが医療職を目指すきっかけとなった。藤田学園卒業後,陸上自衛隊の衛生科で勤務(理由としては病院実習で目の当たりにした機械化が進み日々同じ作業の繰り返しの検査室と先輩臨床検査技師のフラストレーションのはけ口にされたことで,最初から臨床検査技師としてずっとやっていくよりも若いうちは変わった経験を積もうと感じたため)。自衛隊内で医療職で行くつもりが,ひょんなことから射撃のスキルを見いだされ連隊の射撃選抜選手に転向。長年,衛生隊員スナイパーとしてやってきたが,やっぱり検査技師もやってみたくなり,転職。一般病院職を経て三重大学附属病院に勤務しながら大学院(法医学)に通う(理由は人間の内面を含めて本質を紐解きたかったから)。三重大に在籍中は監察医助手のアルバイトも含め2000体あまりの多種多様な解剖を経験する。現在は岐阜医療科学大学で臨床化学の担当を担っているが,現在でも陸上自衛隊の即応予備自衛官として在籍し大規模災害の災害派遣にも加わった経験がある。見た目おとなしそうで陰キャなので学生からもなめられまくり,授業の休み時間は学生がひっきりなしに訪れてからかわれている。
〇技師関係の資格
臨床検査技師,認定輸血検査技師,緊急臨床検査士,二級甲類臨床検査士(免疫,血液)
〇その他の資格
第一種衛生管理者,一般毒劇物取扱者,危険物乙種,エックス線作業主任者,ガンマ線透過写真撮影作業主任者,第一種作業環境測定士(放射線物質)
〇公職・役員歴等
日本輸血・細胞治療学会I&A(視察と認証) 視察員,県臨床検査技師会臨床化学・血清研究班 副班長,三重県臨床検査精度管理協議会 臨床化学担当委員,三重県臨床検査技師会輸血研究班 班員
〇参加者への一言メッセージ
参加者の皆さんこんにちは!そしてまだ若い方に伝えたいことがあります。現代の社会の風潮は自己に都合の悪い様々なことをオブラートに包み,若い人に出来合いのものを提供することで経験や考えることをすっ飛ばして奪っています。様々な経験は若いうちにしか出来ません。年齢を重ねるごとに自己の安定化を優先して極端なチャレンジをすることがおっくうになります。失敗というのは失敗をしてそこで諦めてしまったら失敗です。失敗から見いだされたものは経験であり次に繋がります。なにくそと思う反骨心と論理的に考えることから様々な経験をつちかってください。
薮 圭介さん(住まい:大阪府)
所属:国家公務員共済組合連合会枚方公済病院検査科 技師長
<プロフィール>
1975年生まれ。和歌山県白浜町出身。男3兄弟の末っ子。小学校6年の時に奈良県に引っ越し、就職と同時に現在住の大阪府枚方市で暮らしはじめる。臨床検査技師になったきっかけは高校3年生の担任からの勧めで、まぁそれでいっか!という情けない決め方。。専門学校卒業時は就職難の時期でもあり、内定は決められずホカ弁でバイト。店長候補!とも言われるくらい、自分に向いていた仕事ではあったが、運よく現在の病院から声がかかり、検査技師免許を活かすこととなる。23歳で結婚し2児(女、男)の父。病院が赤字で存続の危機(聞いてないよ~)であり、6年目の年に慢性期病院から突然急性期病院へ転換。意味も分からず救急や心カテ、心エコーに従事した。そこでの出会いや経験が今のすべてと言ってもいい。特に心肺蘇生普及活動は今でもライフワークの一つとなっている。同じ施設で今年25年目を迎える。
〇技師関係の資格
認定救急検査技師
〇その他の資格
ICLSインストラクター、PUSH講習インストラクター
〇公職・委員歴等
日臨技認定救急資格更新・研修会WG委員、大阪府臨床検査技師会理事
〇参加者への一言メッセージ
30歳頃までは″平凡”というものに憧れるくらい苦労が多く、それでも耐えて耐えて、ようやく落ち着いてきたような気がします。このような機会をいただいたので、勉強会なんかでは話せない過去と、技師長になってからの考えや若手へのメッセージをお届けしようと思っています。
司会
参加方法
参加方法は2種類あります。お申込後、ご自由にお選びください。
①Zoom参加:
Zoomの場合は、メインイベントでブレイクアウトルームに分かれて参加者同士の自己紹介や意見交換があります。また懇親会では、参加者同士のオンライン交流会・名刺・SNS交換会が開催され、全国の臨床検査技師や検査技師を目指す学生と知り合うことができます。
②YouTube視聴:
Youtubeの場合は、イベントの視聴だけとなります。ブレイクアウトルームに分かれて参加者同士の意見交換がありません。原則、メインイベントで終了となります。なお、チャット機能等を使ってご質問は可能です。
注意)Zoomでご参加の方は、なるべくビデオをオンにして参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
ブレイクアウトルームでは、参加者同士の交流の時間になります。積極的にお話しいただけましたら幸いです。
これらについて心配な場合は、Youtube限定配信のURLから拝見いただけましたら幸いです。
★当日の視聴は難しいがスピーカーのお話を聞きたい方には、開催日から2週間までの見逃し視聴も準備しております。要申込★
当日のタイムスケジュール
メインイベント:「ストーリー&思いを聞いて気づきを得よう!」
19:00~19:20 オープニング
100人カイギとは(簡単なzoomの使い方説明あり)
アイスブレイク(5min)
19:20~20:20 スピーカー登壇
スピーカー1人目(10min)
スピーカー2人目(10min)
スピーカー3人目(10min)
(休憩)
スピーカー4人目(10min)
スピーカー5人目(10min)
20:20~20:30 休憩
20:30~21:00 ネットワーキング
ブレイクアウトルーム・感想の共有(10min)
全体共有
21:00 クロージング
FBコミュ紹介・次回案内・写真撮影
※メインイベントの後、懇親会が開催されます。
※懇親会では、自由にお飲み物や食べ物をご準備ください。
懇親会:「新しい繋がりを作ろう!」
(Zoom参加の方のみ。飲食自由。途中退室自由。)
21:10-21:40
乾杯
グループ交流会①スピーカーと話そう!(15min)
⇒スピーカーへの相談、挨拶、名刺交換、SNS申請など、スピーカーと交流ください
グループ交流会②参加者同士自由に話そう!(15min)
⇒15min後からは、スピーカーも含めて自由に交流ください
21:40 解散
※※注意※※
■ 学生さんはZoom、YouTube配信、すべて 無料 になります。多くの学生さんに届けたいと考えています。
■ Zoomへの入室に不安のある方は、下記の「Zoomによる視聴についての事前準備」をご参照ください。
■ Peatixの申請終了後、確認メールが配信されます。
■ 確認メールが来ない場合は迷惑メールに割り振られている可能性がありますので、迷惑メールをご確認下さい。
■ Peatixのアプリの使用方法もご確認ください。
■ 写真撮影の画像は、ホームページなどで使用させていただく可能性があります。あらかじめご了承ください。
<Zoomによる視聴についての事前準備>
パソコン、タブレット、スマートフォン、イヤホンなどをご用意の上、Zoomについては以下をご参照ください。
>>>https://explore.zoom.us/docs/jp-jp/jp-info.html
Zoomダウンロード先はこちら
>>>https://zoom.us/download
どんな方が参加できるの?
臨床検査技師100人カイギは、参加制限はありません。
臨床検査技師・衛生検査技師ホルダー、検査技師を目指す学生、その他の医療者、検査技師や臨床検査に興味を持っている方など、ご自由にご参加いただくことができます。
また、お一人でも仲間同士でもご参加が可能です。
是非お知り合いの方にもこの場をご紹介ください。
臨床検査技師100人カイギを通して多くの方々のストーリーに触れ、自身の新たな気づき、新たな技師同士の繋がり形成にお役立てください。
▶参加チケットについて
5種類のチケットを準備しております。該当するチケットをお申し込みください。
①学生チケット:
臨床検査を学んでいる学生、これから臨床検査の学校を目指す学生を対象としたチケットです。学生は原則無料で参加が可能です。もしかしたら自身のロールモデルが見つかるかもしれません。
②一般チケット:
学生以外の方を対象としたチケットです。
※第0回はプレイベントのため無料(通常500円ワンコイン)となります。
③、④一般チケット+寄付:
通常の参加費に加えて、臨床検査の領域をより一層盛り上げたいという気持ちに答えるチケットです。
⑤臨床検査技師100人カイギ応援チケット:
この取組みをとにかく応援したいという気持ちに答えるチケットです。全20回ずっと無料でご参加いただけます。
⑥医療職100人カイギ アンバサダーチケット:
現在実施中のクラウドファンディングにて、ご支援いただいた方の専用チケットです。臨床検査技師だけでなく全ての医療職100人カイギに無料で参加が可能です。このチケットにご興味のある方は、是非こちらをご覧ください!現在、人数限定で医療者特典も用意しております。
>>>https://congrant.com/project/EVAGrapher/3393
▶スポンサー企業も募集中!
臨床検査技師100人カイギおよび医療職100人カイギでは、この活動を応援いただけるスポンサー企業を募集しております。スポンサー企業には、全医療職100人カイギにおける企業名紹介や臨床検査技師100人カイギでの製品紹介などが可能です。詳細についてお聞きになりたい企業様はこちらまでご連絡ください。
email:info@kensa.wiki
また、クラウドファンディングのページもご覧ください。
>>>https://congrant.com/project/EVAGrapher/3393
▶ご興味のある方は他の医療職100人カイギもぜひ覗いてみて下さい!
現在、医療職100人カイギとして、看護師100人カイギ、放射線技師100人カイギ、リハビリ職100人カイギが平行して開催されております。また、その他、医師100人カイギ、薬剤師100人カイギが準備中です。尚、臨床工学技士100人カイギは終了いたしました。その他の職種についてもご興味のある方は、是非ご参加ください。
臨床検査検査技師100人カイギはこんな場を目指します!
臨床検査技師100人カイギは、次のような場づくりを行っていきます。1つでも気になるものがあれば、是非一度ご参加ください。皆様のご参加おまちしております。
<臨床検査技師100人カイギが目指す姿>
①新たな繋がりが生まれ、相談できる仲間が集う場
・地域を越えて、専門性を越えて、技師会を越えて、年齢を越えて、職種を越えて
②臨床検査技師の新たな可能性を広げる場
・多様な技師免許ホルダーの多様な働き方を知る
・施設による業務の違いや工夫を明日に活かす
・個人の仕事への向き合い方と私生活の楽しみ方に気づきを得る
③これからの臨床検査技師に勇気を与え、勇気をもらう場
・柔軟でフレッシュな学生の発表から驚きと学びを得る
・医療現場のリアルを先輩臨床検査技師から学ぶ
・さまざまな想いや意見に触れ、未来の臨床検査技師像を共に創造し、体現していく
<100人カイギ参加者のためのオンラインコミュニティ>
100人カイギ参加者のためのFBグループもあります。是非、グループにも参加いただき、参加者同士でお友達になってください。
特に臨床検査技師を目指す「学生さん」にとっては、ロールモデルを見つける格好の場にもなります!
様々な働き方をしている全国の臨床検査技師ホルダーが登壇します。
臨床検査技師100人カイギに参加することで、検査技師になった経緯や就職したキッカケ、転職の経験、現場での苦労や嬉しかったこと、キャリアアップに向けた更なる資格取得や学会発表、技師会活動や地域住民や患者さんとの交流、仕事とプライベートの過ごし方など、100通りの「ストーリー」と「思い」に触れることができます。
また、自身が登壇して、自身の抱く医療への想いや夢などを発表いただくこともできます。もしかしたら、その経験は就職活動や面接でも大きな力を発揮するかもしれません。
新しい一歩を踏み出し、是非覗いてみてください。そこには新たな気づきと出会いが待っています。
これまでどんな方が登壇されているの?
臨床検査技師の免許を保持する様々な方々が登壇されています。臨床検査技師免許を共通項に、全国の様々な場所で活躍する仲間のストーリーを聞くことができます。
ホームページおよび各種SNSで、臨床検査技師100人カイギの情報を配信しています。
臨床検査技師100人カイギは、現在下記ウェブページ及びSNSで情報配信中となります。是非フォローもお願いします。
1.Homepage:https://kensa.wiki/
2.LINE:https://lin.ee/b3YcOmW
3.Facebookページ:https://www.facebook.com/kensa.wiki
Facebookグループ:https://www.facebook.com/groups/kensa100
4.Twitter:https://twitter.com/100_wiki
5.YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCeRsIdWxvlOZQiXXW14QBmQ
6.peatix:https://kensa-wiki2021.peatix.com/
★登壇者および運営メンバーも募集中★
詳細はこちらでご確認いただけます。
ご応募を心よりお待ちしております!一緒に活動しましょう!
☆検査技師を目指す学生、現役検査技師などメンバー募集中☆
臨床検査技師100人カイギの情報拡散も募集しております!ご協力よろしくお願いします!
コメント