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臨床検査技師100人カイギ紹介ムービー
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臨床検査技師100人カイギ・第10回が開催されました!

2022年10月23日(日)、臨床検査技師100人カイギの第10回がオンライン開催されました。5人のスピーカーより自分史と思いを共有いただき、参加者同士の意見交換や質疑応答、懇親会など、大変盛り上がりました。今回のイベントでは、全部で78チケットのお申し込みがありました。

このページの内容

メインイベント:「ストーリー&思いを聞いて気づきを得よう!」

メインイベントは、以下のようなスケジュールで行われました。

19:00~19:20 オープニング
 100人カイギとは(簡単なzoomの使い方説明あり)
 アイスブレイク(5min)
19:20~20:30 スピーカー登壇
 スピーカー1人目(10min)
 スピーカー2人目(10min)
 スピーカー3人目(10min)
 休憩(5min)
 スピーカー4人目(10min)
 スピーカー5人目(10min)
 休憩(15min)
20:30~21:00 ネットワーキング
 質疑応答(20min)
 まとめ(10min) ★スピーカーから一言、司会の学びを一言
21:00 クロージング
 FBコミュ紹介・SOLS 紹介・次回案内・写真撮影

オープニングでは、100人カイギとは何か?アイスブレイクで参加者同士が自己紹介

オープニングでは、100人カイギについての説明、またzoomや質問方法などの説明があり、その後、アイスブレイクとして、zoom参加者はグループで自己紹介を行いました。

スピーカー登壇では、5人の臨床検査技師が思いを語りました!

オープニングの後、臨床検査技師の資格を持つ5人が登壇し、それぞれの思いを語りました。

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1人目のスピーカー
医療法人社団宇光会 村井クリニック 荒川 正子さん

他己紹介は医療法人社団鴻鵠会の宮下勉さんよりいただきました!

所属:医療法人社団宇光会 村井クリニック
<プロフィール>
栃木県出身。と言うより、誕生から現在まで、居住地、幼稚園、小学校、中学校、高校、専門学校、職場の全てが生まれた病院を中心に5キロ圏内にある地元民。今の職場も徒歩で通勤中。在学中は向かないと言われ続けて一度は臨床検査技師としての就職を諦めた。半ば騙されて臨床検査技師として働き始めたはずなのに気がついたら定年後の今も臨床検査技師をやっている人。実は「臨床検査技師」としての自分を考え始めたのは50代になってから。遅いけど遅すぎることはない。でも気がつくのは早い方がずっといい。若い技師には「歌えて踊れて芝居のできる臨床検査技師」を目指すように伝道するが、多分ウザがられている。
〇技師関係の資格
諦められない資格:臨床検査技師 細胞検査士 認定血液検査技師 緊急検査士 断捨離した資格:超音波検査士 国際細胞検査士 認定心電検査技師
〇その他の資格
現役女子大生 前栃木県臨床検査技師会副会長 リレーフォーライフジャパンとちぎ副実行委員長
〇参加者への一言メッセージ
遅れてきた臨床検査技師です。いろいろ気がつかないまま、石橋を叩かず渡り何度も川に流されながら今に至っています。

※イベント申込者へのYouTube見逃し配信URLは、後日peatixのメールにてを送付いたします。

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2人目のスピーカー
春日井市民病院 後藤 慎一さん

他己紹介は運営メンバーの竹澤よりさせていただきました!

所属:春日井市民病院 臨床検査技術室(室長補佐)/医療情報技術センター(副主幹)
<プロフィール>
愛知県岩倉市出身(桜並木がきれいな街)。生まれも育ちも愛知県、地方大学の薬学部を合格するも両親の“大反対”で地元の藤田保健衛生大学衛生学部に進み地元の公立病院で臨床検査技師をスタート。卒論で仲良くなった嫁と結婚後3人の娘に恵まれ賑やかな日々を過ごす。二女が今年臨床検査技師国家試験に合格し、近隣の公立病院で技師生活を開始。娘が国家試験に合格した時“お父さんのように糖尿病や栄養管理で高齢者医療に関わりたい”といってくれたことは正直嬉しかった。私の入職当時(22歳の頃)はバブル崩壊直後であり、公務員の臨床検査技師であることを羨ましがられた。当時の公立病院は“親方日の丸”というイメージで自分はこのレッテルから脱局したかった。転機となったのが「浜名湖セミナー」という宿泊研修会に参加したこと。この時学んだ「糖尿病チーム医療」を皮切りに院内でチーム医療に携わることになり、地域や県のお仕事をいただくようになった。もう一つの転機は、院長命令で医療情報技術センターの立ち上げ。何をやればいいか明確な指示のないまま試行錯誤の9年が経過し病院経営を学びながら組織力、ひとの動かし方を学んだ。一般検査、生理検査、生化学・免疫、血液・輸血、情報システムを経験した。残り少ない技師生活で新たな挑戦を模索中・・・。趣味は走ることと山登り。トレイルラニンングにハマって、特に長い距離(100キロ~160キロ)のレースに挑戦し、非日常を楽しんでいる。
〇技師関係の資格
日本糖尿病療養指導士、愛知県糖尿病療養指導士、NST専門療法士、認定POCコーディネーター
〇その他の資格
第1種衛生管理者
〇公職・委員歴等
日本医療検査科学会(評議員)、愛知県臨床検査技師会組織部、愛知県糖尿病療養指導士認定機構幹事、名古屋大学大学院健康医学増進講座健康スポーツ医学教室研究員(2000年から現在まで)、産業医科大学公衆衛生学教室訪問研究員(2012年12月2020年3月)
〇参加者への一言メッセージ
挑戦は無限大”をモットーに好奇心旺盛に過ごした29年の技師生活。技師会活動やランニングのボランティア活動を通じて様々なコミュニティーに参加して得た多職種交流は“財産”。若手技師、学生さんは社会情勢の変化スピードに負けない体力と知力を付けて、この変化スピードに立ち向かってください。

※イベント申込者へのYouTube見逃し配信URLは、後日peatixのメールにてを送付いたします。

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3人目のスピーカー
学校法人北陸大学  關谷 暁子さん

他己紹介は東北大学病院の藤巻さんよりいただきました!

所属:学校法人北陸大学・准教授
<プロフィール>
富山県出身。絵を描くことが好きな子供で、中学生の頃は漫画家か英語教師に、高校1年生の頃は通訳か翻訳家になりたいと思っていました。そんな文系女子が、ある漫画をきっかけに理系に進みます。そこで「生物」の面白さを知り、人体や医学への興味が芽生えました。高校3年生の時に「臨床検査技師」という職業を知り、「微生物学」「血液学」「病理学」といった科目名に惹かれて進路に選びました。臨床検査技師が働く姿に初めて接したのは、大学4年生後期の臨地実習でのことでした。大学で学習してきたことが、初めて「自分の将来の姿」と繋がった経験です。その時に、「どうして、現場の技師の人と接する機会が卒業間際までないんだろう?」と思いました。それはやがて、「私たちは臨床検査技師になるための勉強をしているのに、なんで先生たちの中に臨床検査技師が少ないの?」という違和感へと変わります。「現場の面白さを学生に伝えられる臨床検査技師になりたい」という思いから、大学院修了後は母校の附属病院に就職しました。その後ご縁をいただき、母校の教員となりました。 「現場の魅力を学生に伝えるぞー!!」と意気込んで教員になった私はそこで、すべての学生が私のように「臨床検査技師になりたい」と思って入学してきたわけではないことを知りました。「自分の将来に向かってポジティブな気持ちで進めない」学生の存在は、私の興味を「高校との接続」に向かわせます。その一方で、大学教員として最も求められる成果は「研究業績」でした。「自分の思い」と「求められること」の狭間で葛藤し、自信をなくし、悩むことになります…。 100人カイギでは、長い葛藤を経て自分の中にある「願い」を自覚し、そこに向かって進む「勇気」を持てるまでのことを、お話しできればと思っています。
■高校生の皆さんへのメッセージを、こちらで発信しています。
https://youtu.be/iSg-LKFFwfE
■さらに興味を持ってくださった方は、よろしければこちらもどうぞ。
https://www.hokuriku-u.ac.jp/interview/
〇その他の資格
博士(保健学)
〇公職・委員歴等
日本臨床検査学教育協議会 理事、日本臨床検査学教育協議会 臨床血液学分科会 会長、石川県臨床衛生検査技師会血液研究班 班員、石川県臨床衛生検査技師会 理事、(公職ではないですが個人的に名乗りたい肩書きとして)いしかわ多職種連携教育プロジェクトあいまいぴー アソシエイトディレクター
〇参加者への一言メッセージ
研究者としての力量に限界を感じた時、最もパワーを発揮できたのは「教育」という場所でした。臨床検査技師を志す人たちが、未来の自分の姿をポジティブな形で描き、進むことを応援する。教師とは、そのために、高校ー養成校ー社会の「結び目」をつくる仕事です。臨床検査を学んだすべての人たちと一緒に、「臨床検査技師」を子どもたちが憧れる職業にできたら素敵です。

※イベント申込者へのYouTube見逃し配信URLは、後日peatixのメールにてを送付いたします。

#
4人目のスピーカー
Bio-Techne, Japan 髙橋 聖弥さん

他己紹介はNPO法人JORTCデータセンターの小山田さんよりいただきました!

所属:Bio-Techne, Japan・Field Application Scientist
<プロフィール>
1988年秋田市生まれ。2007年4月、東北大学保健学科検査技術科学専攻へ入学。本来志していた大学への執着が捨てきれず学部一年時に仮面浪人を経験するも、失敗に終わる。学部二年時、あと一単位も落とせない状況下で進級に必要な総ての単位を取り切り、首の皮一枚繋がった状態にて事無きを得る。元来、ステレオタイプに嵌まることに強い抵抗を示す性分であり、それが高じてバーでのアルバイト、ヴィジュアル系バンドのライブやソフトダーツの大会に出る名目での全国遠征、分析化学実験のレポートを総て英語で記す等、如何にも他人がしなそうなことの中に自分の存在意義を見出すことで仮面浪人失敗の傷を癒していた。学部四年時、Natureに掲載された金沢大学自然科学研究科 安藤敏夫教授の研究(アクチンフィラメントの上をミオシンV分子があたかも歩行しているかの様な動体を走査プローブ顕微鏡で捉えた)に魅せられ、イメージング技術に興味を抱く。同時に生体内で生じている現象を可視化することの意義を強く感じ、当時同学内で唯一、関連した研究を行っていた、大学院生命科学研究科分子生命科学専攻 生体機能分子解析分野へ進学。研究は楽しかったものの、他の優秀な学生との差異を強く感じ、博士後期課程への進学は断念。自身が手を動かして限定的な知見を得ることよりも、知見の集大成である研究成果に第一線で触れていることの方に価値を見出し、研究職や開発職ではなく、学術職を志望。しかし臨床検査技師に最も精通した業界である診断薬業界では新卒での学術職のポジションが皆無に等しかったため、診断薬と比較的近い業界であり、当時どの研究室にも分厚いカタログが置かれていた、研究用試薬業界のフナコシ(株)へ入社する。既製品試薬、受託サービスの二部署に在籍し、計8年5カ月間、学術業務に携わる。2021年9月、フナコシ(株)でも製品を取り扱う研究用試薬メーカー、Bio-Techne, Japanへ転職。R&D Systems(ELISA、リコンビナントタンパク、抗体)、Novus(抗体)、Tocris(低分子化合物)の三ブランドを管掌するField Application Scientistとして学術、マーケティング業務に精励している。学生時代から続けている趣味として写真撮影がある。写真集販売を短期的な目標、個展開催を中長期的な目標として見据えている。
〇技師関係の資格
臨床検査技師
〇その他の資格
上級バイオ技術者、バイオインフォマティクス技術者、危険物乙種四類、毒劇物取扱責任者
〇参加者の皆さんへの一言メッセージ
実務経験の無い意味で異色の存在と思いますが、学生さんには一ロールモデルとしての私を、また検査技師実務に携わられている皆様には研究用試薬メーカーとしての弊社をお見知りおき頂けましたら幸甚なことこの上ございません。

※イベント申込者へのYouTube見逃し配信URLは、後日peatixのメールにてを送付いたします。

STEP
5人目のスピーカー
医療法人社団永生会 永生病院 水島 啓さん

他己紹介は運営メンバーの髙橋さんよりさせていただきました!

所属:医療法人社団永生会 永生病院 検査科、臨床工学技士担当 係長
<プロフィール>
昭和最後の64年生まれ。東京都の八王子生まれ、八王子育ち、職場も八王子。とにかくやるからには仕事も遊びも全力本気な性格。小学生の頃から生き物や科学が好きだった。そして働いている自分に憧れ、「スタントマンになる!」「ダメなら引越し屋さんだ!」とチグハグな職業観を持ち合わせる人懐っこい少年。私立の中学・高校に通いながら、自分の事は自分ですれば、親に干渉される必要はないと考え高校でバイトをはじめ、「部活!バイト!バイク!」家には中々帰らない自由な学生。臨床検査技師の仕事なんて大学入って臨地実習行ってからやっと、なんとなく知りました。そして仕事を始めてから検査技師の可能性に気が付いた。今は臨床工学技士という違う仕事だけども、どっちの職業も自分の憧れた「働いている自分」の一つの手段でしかないと気が付き、同じ場所で10年以上働いている。
〇その他の資格
臨床工学技士・第二種ME・3学会合同呼吸療法認定士・AMAT隊員(ロジスティックス)・医療安全管理者・心電図検定3級・大型自動二輪・4級アマチュア無線・危険物取扱者
〇参加者への一言メッセージ
何かをやる時に後先考えても結果はわからない。だからこそ、どうせやるなら本気で取り組んで楽しんだ者勝ちかなといつも思います。人は人・自分は自分、人と比較せずにノビノビやっていきたいものですね。

※イベント申込者へのYouTube見逃し配信URLは、後日peatixのメールにてを送付いたします。

ネットワーキングでは、質疑応答を行いました

休憩をはさんで、ネットワーキングの時間には、登壇者の話について、質疑応答を行いました。

※参加者には、チャットに質問内容を共有していただきました。

司会の堀内さん、松熊さん
第二部の進行をお願いします!

それでは、私の方から自己紹介します。
八戸市民病院の堀内弘子と申します。
よろしくお願いします。

三井記念病院の臨床検査部の松熊美千代です。
よろしくお願いします。

今回もスピーカーの皆さんのお話を深める質問が来ていると思います。松熊さん、質疑応答の方お願いします。

はい、わかりました。チャットなどでご質問いただいています。
まずは、荒川さんへの質問です。

放送大学に行こうと思ったきっかけと、複数の認定資格を持つメリットについて何かありますか?

単純なんです。家庭内で私だけが大卒にならないことに気が付いてしまって。息子よりも先に大卒になろうと思ったんです。1年先に卒業したので、息子よりも自分のことを優先したお母さんです(笑)大学に入る時は、3年に編入できるので良かったと思います。お金で大卒を買ったと言われました(笑)

メリットはないと思います。ローテーションの中で必要に迫られて取っています。超音波検査士と細胞検査士を取った時は、絶対スペシャリストになるという気持ちだったんですけど。血液の時は、2回落ちてもう来るなと言われて3回目で取りました(笑)大きい顔して1つしか持ってない方には、『あなた1つしか持ってないでしょ』と言えることは、メリットだと思います(笑)

荒川さんは、血液については、50歳過ぎてから取られているんですよね。認定資格は、暗記力勝負だとと思うので、私も資格を取るようにしているので、凄く大変だったんだろうなとわかります(笑)それでお子さんたちも凄く頑張ってらっしゃるんじゃないかな、と思います。ありがとうございました。

次に後藤さんへご質問です。
指示されるのが嫌い、上司とはあたりませんでしたか?
ここ私も凄く聞きたかったんですけど(笑)

よく怒られました(笑)さっきお話させていただいた、学会発表二年目でしたの所なんですけど、勝手に抄録書いても誰も先輩たちが見てくれなかったので、自分一人の名前しか書いてなかったので、怒られました(笑)

あともう一つなんですけど、診療情報管理士や医療情報技師の資格取得に病院からのサポートはありますでしょうか?臨床検査技師が診療情報管理士の資格をとるメリットや強みを教えてください。

前者の質問に対しては、診療情報管理士に関しては当院ではサポートがあります。試験を受けるまでの費用は10万円くらい、研修費用を合わせると、約15万円くらいかかるんですけど、それに対するサポートがあります。でも、取ったからと言ってお給料がよくなることはないです。

後者のメリットについては、カルテ監査をやっているんですよね。パニック値とか病理の方の後追いをやっているので、ちゃんとカルテに記録されているかどうか、に視点を置いて検査技師の立場で取り組んでいます。あとは、検査結果を先生たちにちゃんと見ていただいているのか、というところと、検査がどうやって活用されているか、そういうところで勉強になるところがあるかなと思います。

ありがとうございます。
サポートあるんですね。私も診療情報管理士を持っているんですけど、好きで受けているので仕方ないんですけど、サポート何もないです。(笑)10万円くらいかかるじゃないですか。研修も自腹で受けました。

体制加算がしっかりと病院で取れるので、多ければ多いほどいいです。うちは550床なので、10人くらいいれば最大の点数を取れます。そういうこともあって、3年4年前くらいからサポートが始まっています。各職種の中で誰か受けてくれないかとうちでは出しています。

ありがとうございました。
次に關谷さんに質問です。

臨床検査技師の教育者は凄く少ないと思うんですけど。学生と関わることは楽しいこともあると思いますが、年代による考え方の違いもあると思います。私はその違いを感じることが多いです。その辺をどう考えて学生さんを良い方向へ導かれていますか?

確かにギャップと言えばギャップはあるんですけど、18歳や19歳の学生さんの姿というのは、それまでの社会が彼らに関わってきた結果だと思うんですね。だから、それを私たちがギャップだと思うのであれば、それを生み出す関りを社会がしてきたんだと思います。受け身であれば、彼を受け身にさせる何かがあったんだということ。今の社会の鏡だと思っているので、結局自分に返ってきます(笑)そこで、今の彼らに私たちが何ができるのか、どう未来につなぐのか、という考え方で普段から接しています。

ありがとうございます。
それはきっと、現場の私たちが新人さんを迎え入れた時の気持ちと同じなんですよね。18歳から4年間学生生活を送って、最短で21か22歳で職場に来るわけですけど、毎年ギャップを感じるし、特に最近はコロナ下で大変な学生生活を送ってきた方がいると思うので。

その点ですけど、先生も北陸大学へ移られてからは特にコロナ下で大変だったと思うんですけど、そこのところで何かご苦労であったり、こういうところを気を付けたとか、何かありますか?

この三年間で大学教員は凄く色々なことを学んで、特にオンラインには強くなったと思うんですけど(笑)私自身は、新しいことを必要に応じて身につけていくことが好きなタイプなので、ZOOMを使うことやオンラインで双方向の授業をどうしていくかなどの工夫は、私自身楽しみながらやっていた感じです。学生たちもツールを使うのが上手くなっていきます。ここ最近は高校でも使っているので、オンラインネイティブみたいな感じで、こちらが学ぶことも多いですね。一方で、直接接することを学ぶ機会が減ってしまったかなと思いますので、これから大学だけでなく社会で彼らを支えていくことが大事かなと思います。

ありがとうございました。
次に髙橋さんに伺いたいと思います。

学術職の働き方についてと、起業に務めている人ほど、学生時代に色々な社会経験を積んだ方が良いのでしょうか?ときています。

自己紹介に色々と書いておいておきながら割愛した部分も多かったと思っています(笑)学生時代にバーで働いたりとか、ソフトダーツの大会としまして全国回ってとか、人様に言えないというか(笑)経験してないようなことを経験することで、自己肯定感が得られたという経験がございます。そういった形でバックグラウンドの全く異なる人と関わっていく経験が、学術営業をやっていく中で生かされているなと感じることはあります。

なるほど、色々な経験されているということなんですね。(笑)今回のお話にはない点も。

恐れ入ります。尺の関係で割愛させていただきました。(笑)

10分という短い時間で申し訳ないです。
次の第三部では皆さんからご質問が来ると思いますので、続きは是非そちらでお答えいただけたらと思います。(笑)

はい、そちらでお願いします(笑)

続いて、水島さんお願いします。
臨床工学技士として働く中で、臨床検査技師の知識や技術が役立った経験は具体的におありでしょうか?

臨床工学技士の専門学校に通う中で、生化学の授業とかあったりするんですね。その中では、講師の方と一緒に学生に教える立場になっていました。臨床の現場に出てからは、機械屋さんに近い状態でした。今はいろんな臨床に携わることが多いんですけど。生化学・解剖であったりは、臨床検査技師の方がはるかに学んでいたなと感じています。講師の方のお話が入ってきやすい、逆に臨床工学技士が最初だとそこの部分で引っかかる人が多い印象でした。

ありがとうございます。
もう一つ、ダブルライセンスの強みってどういうところにあるんですか?

そうですね。今のところも一つの強みかなと思うんですが。僕の中では、臨床検査技師であったり、臨床工学技士であったりは、仕事をする上での手段でしかないので、両方の知識を持っている、両方のみるところがあるというのが、全てに集約されているなと思います。それこそ、ダブルでもトリプルでも多ければ多いほど見る所は違うし。やっていることは、検査技師の視野と工学技士の視野は違うので、違ってくるかなと思います。

スピーカーの皆さん沢山の質問に答えていただいてありがとうございます。総じて思ったんですけど、ありのままの現状をスポンジのように受け入れていて、前向きで楽しそうで聞いていて面白かったと思います。質問の時間が短いと思いますので、残りは第3部の交流会で直接聞いていただけたらと思います。

最後に各スピーカーより一言ずつメッセージを!

ネットワーキングの最後には、各スピーカーより一言ずつメッセージをいただきました。

それでは、今回のイベントを通して、最後に一言ずつコメントをいただけますか。

皆さん若い人たちのお話を聞いていると、自分は皆さんの年では何もしてない臨床検査技師だったなと思っています。50になってやっと、臨床検査技師ってこういうものなのかと、わかったようなものなので。若い人たちは、早めに一歩を踏み出すことをしていただきたいなと思います。年を取ってからも、色々なことはできますので、見捨てず私のこともよろしくお願いします。

本当に交流の場を通じてですね、自分の29年間の技師生活を振り返る機会をいただきました。本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

ありがとうございます。とても楽しかったです。ZOOMの背景にあるように、「臨床検査技師を子どもたちが憧れる職業にしよう」という気持ちを伝えられて嬉しかったというのと、皆さんにお願いなんですけど、検査のルーチンの仕事をしている人も、そうでない人もいろんな場所で、自分は臨床検査技師ですって名乗るようにすれば、そういう仕事になってくるんじゃないかなと思っているので、皆さん是非一緒にやっていきましょう。今日はありがとうございました。

本日は貴重な機会を頂戴いたしましてありがとうございました。私自身もそうなんですけど、色んなロールモデルがあるなあと実感しますし、センスの関わり方を考えて頂くことを目標に発表させていただきました。皆さんの心に届いたのか不安ではあるんですけど、これをきっかけに皆様の心の中でも何か変わるきっかけとなれば、本当に嬉しいなと思います。本日はありがとうございました。

本当にこの時間があっという間に過ぎたな、というのが正直な感想です。色々な方のお話を聞かせて頂いて、自分の今後のキャリアを見つめ直すきっかけになったのと、振り返りをする中でどのようなことを目標に進んでいくべきか、改めて自分の中でのみ込めたな、と思っています。今日はありがとうございました。

それでは最後に松熊さん一言お願いします。

私もいろんな資格を持ったりいろんなことをやっているので、皆さんのお話を聞いていて、仲間が一杯いるんだなと安心した部分もありました(笑)いろんなことへ挑戦したり、いろんなバックグラウンドが違うところで、活動していくことを楽しみながら私もやっていきたいなと思いました。自分が今まで歩んできたところは間違っていなかったんだなと、今日5人のお話を聞いて思いました。前向きになれました。今日はありがとうございました。

ありがとうございます。
学びを更に深めるために、第3部の交流会があります。
是非参加して頂きたいと思います。よろしくお願いします。

クロージングでは、次回案内など各種お知らせを実施

最後、クロージングでは、次回の臨床検査技師100人カイギのお知らせが行われました。

また、現在並行して行われている他職種の100人カイギである看護師100人カイギ診療放射線技師100人カイギリハ職100人カイギ医師100人カイギについて、自身の勤める病院等での広報協力がありました。

最後は参加者で記念撮影

最後には100人カイギ恒例の写真撮影を行いました。

写真OKな方は、ぜひ両手で100人カイギポーズを取ってください!

それでは、撮りますよー

※撮影時、顔出しOKな方へ声掛け後に撮影をしておりますが、もし手違いで顔が映ってしまっている方おられましたら、事務局までご連絡ください。

懇親会:「新しい繋がりを作ろう!」

メインイベント後、zoom参加の方向けの懇親会が開催され、30-40名近くの方々が参加しました。飲食自由で途中退室自由な場として、登壇者やその他参加者同士での交流が行われました。

それではまずは乾杯から行います!

お疲れさまでした!!!!

ということで、最初の交流会(15min)は各スピーカー毎にグループを作ります。もっとじっくりお話を聞いてみたいスピーカーのお部屋へ自由に移動してください!

で、その後の2回目の交流会(15min)は、①フリーグループA②フリーグループB③フリーグループC④学生グループを作ります!是非交流を深めていただければと思います☆彡

第10回イベントの参加者内訳どうだったかのか?

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この記事を書いた人

KENSA.wikiのお手伝い 兼 第1回臨床検査技師100人カイギを契機に発足した、臨床検査技師学生団体SOLS立ち上げメンバー。

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