桑島 大和さん(住まい:石川県)
所属:金沢大学 医薬保健学域 保健学類 検査技術科学専攻 4年、臨床検査技師学生団体SOLS
<プロフィール>
2000年生まれ。宮城県出身。幼い頃はよく風邪をひき病院にかかっていたため医療が身近に感じていたことや、理科が好きで学校で学んだことから更なる疑問が浮かんだりしていたことから漠然と医療職や教育職、研究職に興味をもっていました。将来の職業に悩む中学3年生の頃、当時テレビドラマになっていた「フラジャイル~病理医岸京一郎の所見~」をきっかけに臨床検査技師を見つけ、医療を科学的根拠に基づいて支えていることや研究にも通ずるスキルが身に付くこと等に興味を持ち、志すようになりました。国立大学を目指しましたが勉強不足で実力が追いつかず、高校卒業後は福島県立総合衛生学院 臨床検査学科(令和5年閉校)に進学しました。臨床検査技師を目指して学ぶ中で医療・臨床検査の面白さを知り深く理解したいと考えるようになるとともに、多くの先生方と雑談させていただいた中で検査技師の課題についても考える機会が多くなり、何か自分にできる事がないかと考えるようになりました。そこで、もともと人に勉強を教えたり徹夜で調べて深く考察したりすることが好きで医療・教育・研究に興味があり、40年間ほどの社会人生活で何ができるかを考えた結果、学位(修士・博士)をとることで将来の選択肢が更に広がり、できることが多くなると考えました。そのために自分に足りないものは学士と研究経験だと思い、検査の勉強に力を入れて入学試験を突破し、専門卒で国家資格を取得すると同時に金沢大学 医薬保健学域 保健学類 検査技術科学専攻へ3年次編入学しました。現在は大学で検査全般の知識を広げ深めるとともに、血液凝固研究室にてその研究にも励んでいます。
昨年7月に加入した臨床検査技師 学生団体 SOLSの運営メンバーとしても活動し、今年3月から世代交代のタイミングでSOLS共同代表となり、学生からも将来の検査業界に何か良い変化をもたらせないか、日々考えています。
〇技師関係の資格
臨床検査技師
〇参加者への一言メッセージ
開始当初から拝見し、日々新たな気づきや多くの繋がりをいただける臨床検査技師100人カイギの、節目となる最終回に登壇させていただけることになり大変光栄です。未だ社会に出ておらず、まだまだ何もできておりませんが、若手世代の臨床検査技師として思い描く将来や解決すべきと考えることについて、学生なりの意見を発信させていただきたいと考えております。今の技師業界の現状を正確に把握できておりませんので、多くのご意見等をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします!!
臨床検査技師100人カイギ 登壇回:第20回
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