# | 名称 | カード説明 | 配置条件 | 効果 | 同梱枚数(/200枚) | 備考 |
1 | 認定一般検査技師 | 尿、糞便、髄液、体腔液、関節液、精液等の検査材料を正しく取り扱う知識および正確な検査技術を有すると評価認定された者。 | 臨床検査技師になって3年以上経過した場合に配置可能。 | 信頼+1、お金ー1 | 1 |
認定一般検査技師とは
認定団体:一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
参考ページ:https://www.jamt.or.jp/studysession/center/system01/
説明(出所:上記ページ)
尿や糞便検査、髄液検査は古い歴史のある検査で、本邦特有の「一般検査」という領域で発展してきた。特に尿沈渣検査では標準化事業として多くの先輩諸氏の尽力によって日本臨床検査標準協議会JCCLSの指針提案として認知されている。この標準化を広く浸透させ、施設間差のない付加価値の高い臨床検査情報として発信するためには、この領域での認定制度の設置が必須との思いから2005年に認定一般検査技師制度対策委員会が設置され、その後改変され認定一般検査技師制度設立準備委員会となり本認定制度のあり方やカリキュラムについての検討が開始された。
その結果、認定一般検査技師に求めることは、一般検査領域の検査材料を正しく取り扱う知識、検査技術を有し、後進の指導、育成 を果すことのできる技師とされ、日臨技の認定資格としては認定一般検査技師が最も早く制度化された。また、一般検査の名称で取り扱う材料は、尿、糞便、髄液、胸水、腹水、心嚢液、関節液、精液等を主な対象とし、鼻汁、胃液、膵液、BALF(気管支肺胞洗浄液)を含むと定められた。
この一般検査領域は、関連する臨床の学会としては日本腎臓学会や日本泌尿器科学会などがあるが、一般検査を専門とする学会が無いことから従来の専門学会の関与による認定との公平性を保つため臨床検査技師認定センタ-を設置して、外部委員を置き実施されている。
試験の現状は、カリキュラムは学習の目安として各項目別に学習行動目標とランク付けして作成し、試験問題はその行動目標に沿って検討されている。問題内容は一般検査のみでなく関連する広い臨床知識を含め、問題のエビデンスをはっきりさせるために原則2つ以上の出典を明記し、トピックス問題を入れて時代性を出すなどの内部指針により作成している。2006年の試験から昨年の第9回試験までに、のべ487人の認定一般検査技師が誕生しているが、今後より多くの認定技師が生まれることで診療の最前線にある一般検査から安全・安心で質の高い医療への貢献が期待される。
※受験を検討中の方は、上記参考ページより受験要件等をご確認ください。
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