
道野 淳子さん(住まい:富山県)
所属:富山大学附属病院 検査・輸血細胞治療部
<プロフィール>
富山県富山市出身。国際医学総合技術学院(現 岐阜医療科学大学)を卒業後、富山医科薬科大学附属病院(現 富山大学附属病院)に就職し、一昨年定年を迎えましたが、その間36年、輸血及び移植一筋の臨床検査技師生活を送ってまいりました。この検査技師歴の中では、多くの素晴らしい先生との出会いが私を育ててくれました。私の血液型検査への興味を芽生えさせてくれた法医学の先生、各種認定取得時にお世話になりましたHLA研究所の所長には、キメリズム検査を身につけたくて先生のもとに押しかけご指導いただきましたことも、よき思い出です。地域の拠点病院に勤務する立場として、16年に渡り、月1回の定例勉強会を開催し、HPを作成し、富臨技会報に「輸血シリーズ」として様々な話題を掲載するなど、地域での活動をライフワークとしてきました。日本輸血・細胞治療学会の技術講習会委員会に招集されてからは、全国の場での活動としてほんとに濃厚な8年間を過ごさせていただきました。定年後、多くの「肩の荷」を下ろし、予てより趣味としていたトラベルソ(フルートの古楽器)を再開し、60の手習いとして書道も始めました。さて、もう少し持ち合わせている余力をどのように活用すべきか、人生後半の設計を模索しているところです。
〇技師関係の資格
認定輸血検査技師、細胞治療認定管理師
〇公職・委員歴等
日本輸血・細胞治療学会評議員,日本輸血・細胞治療学会合同輸血療法委員会小委員会委員
〇参加者への一言メッセージ
初めから信念をもち、やりたいことをするなんて、なかなかできることではありませんが、置かれた場所に立った時、次の一歩は自分の意思で進むはず、その第一歩こそが人生の分岐点となると思います。当日は、私より数周り若い方々もいらっしゃるんですよね。私も初心を思い出しながら、多くの方々と画面越しにお会いできますことを楽しみにしています。
臨床検査技師100人カイギ 登壇回:第11回

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